能動的縫製職人への道

普通大学卒の素人が販売員・縫製工場での勤務を経てアパレルOEMで働きながら服作りを学ぶ過程と地方の縫製工場の現状などを綴っていきます。

続・縫製工場が生き残っていくには…

三日坊主になるまいと誓ったブログですが、既にそんな感じになってしまった今日この頃。更新です。

 

以前のブログで縫製工場が生き残る為に必要なことの一つに人材の確保を挙げました。

 

最近これやってみたらいいんじゃない?って思い浮かんだことがあります。

 

縫製工場がどんな仕事をしてる職場なのかって情報が洋服に興味がある若い人たちに届いていない現状を打開する方法の一つとして、縫製しているブランドを公開するっていうのはどうなんでしょう。

 

もちろん勝手に公開できないので、メーカーの協力が必要ですが、大好きなブランドを縫製している工場が実は地元にあったなんてことが起こり得ますよね。

 

なんとなーく、業界のタブーとされてきたことなんでしょう。ファクトリエの山田さんの本にも書いてました。

 

セレクトショップに行けば、日本製ってタグの服は結構見かけるのに、それがどこの工場で作られてるかなんて消費者には知り得ない情報ですよね。

 

野菜だとか、工芸品だとか、作り手の顔が見える売り方をしているものは沢山あるんだから、洋服も出来ますよね!

 

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話変わっちゃいますが、作ったんでよ。これ。

 

アタリ防止用のアイロンカバー。

 

直接生地にアイロンを当てちゃうとテカっちゃったり、蒸気で水染みができちゃったりするのを防止するためのやつです。

 

こういうちょっとした縫製工場あるあるを発信するだけでも、消費者の商品への愛着に繋がったり、服作りに興味がある若者の好奇心をくすぐったりすると思うんですよね!